土曜日の午前診療の後から日曜まで、急いで名古屋に行って骨粗鬆症学会に参加してきました。
骨粗鬆症は、かみいし整形外科クリニックでも力を入れている疾患です。
藤沢市民病院時代も、毎日のように骨粗鬆症にまつわる骨折の手術をしていました。
転倒して大腿骨頸部骨折を起こした人、手をついて転んで手首の骨を折った人。
手術ではなくても、尻もちをついて背骨の圧迫骨折をしてしまったり。
このような骨粗鬆症が原因となる骨折は、高齢者のADL(日常生活動作)を低下させ寝たきりの原因となります。
しかもそれは急に始まるのではなく、ずーっと前の50代、60代から、もっと言えば30代くらいから、本当は注意しないといけないのだと思います。(さらに言えば10代からかも)
そんな骨粗鬆症の診断基準には骨密度の測定が必須です。
そして骨密度の測定方法は様々なものがありますが、一番正確と言われているのが、
DEXA法と言う方法で、腰椎と大腿骨の骨密度を測定する方法です。
当院のにもこのDEXA法で、腰椎と大腿骨の骨密度を測定する装置を設置しています。
家族で大腿骨頸部骨折を起こした人がいる、痩せている(筋肉量が少ない)、喫煙、糖尿病、腎臓が悪い、様々なリスク因子があります。
骨粗鬆症が心配な方は、ぜひ、かみいし整形外科クリニックにご相談ください。
※学会が行われた名古屋国際会議場の展示物
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