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日本整形外科超音波学会

執筆者の写真: かみいし たかゆきかみいし たかゆき

10月19()、20()と整形外科の超音波に関する学会に出席してきました。


19日はクリニックをお休みにして行ってきました。

(みなさん、すいません)



患者さんたちには迷惑をかけてしまうのですが、日々進歩する医療について勉強し、良いものはクリニックでの治療に取り入れて、患者さんに還元していきたいと思っています


だから、大変申し訳ないと思いながら、クリニックを休みにしてでも勉強することは必要だと考えています。




超音波(エコー)は、整形外科医の「聴診器」と言われています。


今まで整形外科では「レントゲン」がとにかくスタンダードでしたが、多くの部分で「エコー」がスタンダードになりつつあります。


もちろんレントゲンも大事です。


何でもかんでも「エコー」と言うわけではありません。



でも、エコーを利用することで、診断治療も飛躍的に質が向上します。




そして、リハビリ



運動器リハビリテーションにおいても、エコーの有用性が盛んに報告されています。



理学療法士/作業療法士さんたちが、リハビリを行うときにエコーを利用することのメリット、それは「可視化」。


今まで見えなかった、理学療法士/作業療法士さんたちの指先の感覚だけが頼りだったものが、エコーを使うことで見えてくる。


筋肉神経血管血流骨の輪郭などなど、いろいろなものが見えてくる。



ただし、いろいろと見えすぎてしまうので、なんだか「見えた気になってしまう」という落とし穴があります。



やっぱり1番大事なのは、患者さんが訴える症状診察です。


しっかりと患者さんの訴えに耳を傾け、しっかりと診察をして、その上でエコーを使いこなす。


もっともっとエコーを有効に利用して患者さんが早く良くなるサポートが出来るように、

理学療法士/作業療法士さんはじめ、スタッフみんなで頑張っていきたいと思います。


これからも、かみいし整形外科クリニックをよろしくお願いします。







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